残していたご飯、環境を変えただけで完食するように

食事を残すように

子どもが成長するに従って、初めはなんでも嬉しそうに食べていた食事を残しがちになってきました。

食べ物の好みが出てきたとか、単純に機嫌が悪いとか、おやつを変な時間に食べてしまってお腹が減っていないとか原因は色々あると思いますが、もしかしたらご飯が楽しく食べられていないかもしれないという可能性もあるかなって思い、少し工夫してみることとしました。

食器を買えてみる

一番単純に変えられそうな事で思いついたのが食器を変えてみることでした。

我が家の子どもたちは外食のおこさまプレートの用に、区切られたお皿にご飯とおかずが入っているという配膳方式です。

ただこのプレートをいきなり変えてしまうと「お気に入りのお皿が無くなった!」って機嫌を損ねて逆効果になる可能性もあります。

なので今回はハウステンボスのミッフィーさんのお店で可愛いお茶碗を買ってきて、ご飯はお茶碗についで出すという方法に変えてみました。

パパやママと一緒で「お茶碗でご飯食べてるっ」という満足感UP作戦です。

ついでにファミレスのおこさまプレートではマストアイテムのミニゼリーも2つ添えて出すこととしました。

名付けて「おうちなのにまるでレストランのおこさまプレートみたい!作戦」。

プレートにのっけてみた感じも良く、ゼリーのおかげでワクワクするような見た目になるようになりました。

これだと喜んでもらえそうです。

途中で飽きてしまう問題

食事中のもう一つの問題が「途中で飽きて歩いてしまう問題」です。

我が家は先日のエントリーでも書きましたが、食事中・おやつ中の歩きまわりは絶対禁止です。

基本的にはそのしつけも少しずつ効果は現れており、途中で急に立ちだして歩くと言うことはほとんど無いのですが、逆にご飯を途中で「ごちそうさま」してしまって遊ぶという事が希に起こっていました。

子どもなりの知恵なのでしょうが、長女はたまにご飯に飽きてしまうと「眠たいって」ごまかして離脱しようとするクセがあります。

次女は「ごっとぉぅたまぁ〜」って離脱しようとします。

そこで考えてみたのが、「楽しそうなイスを導入する作戦」

イスを変えてみる

今までは特に決まったイスなど無く、ちょうど高さが確保できるようなクッションなどを使わせていました。

なので可愛くて自分専用で気に入りそうなデザインという事で動物のイスを探して購入しました。

結果は思惑通りで、喜んでイスに座るようになり、足も踏ん張れる状態で食事ができるので、子どもの食事スタイルとしては理想的な状態を作り出すことができました。

このイスの良い所はデザインが「動物柄」ではなくて、ぬいぐるみのように立体的なデザインになっているところ。

この部分はカバーとして被せている状態なので、取り外してお洗濯することも可能です。

お値段も2000円台なのでとってもお手頃です。

結果はどうなった?

お茶碗の追加とイスの変更をしてみた結果ですが、我が家の場合は効果てきめんでした!

なんとご飯をパクパク食べるようになり、おかわりまでせがむ状態になりました。

そしてイスも動物好きな子どもたちなのでとってもお気に入りになり、コッチが自分用って決めて食事以外にも遊びで使ったり大事にしてくれています。

食事の立ち上がりについても、座るのが楽しくなったせいで回数としてはグンと減り、今は自分でイスをセッティングしてくれて想定外のメリットもありました。

最後のまとめ

今回のケースのように、ちょっとしたアイデアや変化で子どもの気持ちもリフレッシュされ、今まで飽き気味だった事が継続できるようになったり、楽しくなったりすることがわかりました。

特に食事に関しては成長や栄養に関わる事、ましてや色々考えたご飯を残されるというのも親としてショックですよね。

食事の内容を工夫する方は多いと思いますが、意外にも環境を変えてみるだけで変わる事もあるかもしれませんので、こうやって色々考えてみるのも楽しいかと思いますよ。