先日、長女が5歳の誕生日を迎えました。
親としても子どもが大きな怪我も病気もなく5歳まで無事に育ってくれたのは感謝。
誕生日と言えばお楽しみのバースデープレゼントなわけですが、今回は悩んだ挙げ句、お互いの両親とパパ・ママ合同でニンテンドースイッチをプレゼントすることにしました。
さて5歳なりたての子どもはどこまで操作ができるのでしょうか。
この記事のもくじ
初めてのコントローラー
長女は2歳頃から自分専用のタブレットを使ってのゲームや知育アプリ、動画などを楽しんでおり、ゲームを操作して動かすことは理解できています。
ただ操作をしているのがタブレットのタッチパネルを触っての直接操作で、コントローラーと言うものを使っての間接的な操作は初めて。
左や右という言葉は大体は理解しているものの、画面の中のキャラクターをコントローラーのキーやボタンを使って操作することはまだ頭の中で繋がりにくいようです。
初めてのゲーム
一番悩むのが最初にどんなゲームを与えるかですが、4〜5歳なので過激表現やレイティングとかどうのこうの言う以前にもっと超えないといけないハードルが多いです。
その中でも一番のハードルが文字。
フルボイスですべて声優さんが話してくれているゲームなら良いのですが、文字が大切な要素となるゲームは、どんなにゲームが子ども向けであってもひとりで遊ばせる事はできません。
スーパーマリオ3Dコレクション
最初にマリオをプレイさせたいのは親心で、マリオシリーズの中でも最近発売された「スーパーマリオ3Dコレクション」にしようかとも考えたのですが、5歳になりたての幼児には3Dのゲームが理解できるほど仮想的な空間認識能力が高いとは思えずかなりハードルが高かったこと、一人プレイで協力したり教えてあげたりが難しいことから却下しました。
初代スーパーマリオ
次に考えたのが私も子どもの頃熱中した初代「スーパーマリオブラザーズ」。
NINTENDO SWITCHは12ヶ月2400円で「Nintendo Switch Online」という幾つかの特典が付いたサブスクがあります。
そのなかの目玉コンテンツが懐かしのファミコンとスーパーファミコンのソフトが無料で制限なしにプレイできるというもので、むしろ私がやりたいぐらいのコンテンツです。
クラシック・ゲームは難易度が高い
2400円で数十本のゲームがプレイできるし、ファミコンソフトなので使うのは十字キーとボタン2つの単純操作、とりあえず片っ端からプレイさせて慣れてからSWITCHのソフトに移行するのもアリかと思いましたが、昔のゲームって最初のステージからけっこう難易度が高いんですよね。
いまPicoPicoというクラシックゲームをiPhoneでプレイできるアプリで色んなゲームをプレイしていますが、当時人気のあった懐かしのゲーム「バーガータイム」とかやってみたらめちゃくちゃ難しいんですよ。
敵もわんさかいるし操作性も決して良くないので1面から死にまくりです。
こういうゲームばかりだと子どもはすぐにサジを投げてしまうのは目に見えていますし、高画質・高音質・そしてギミック多数のゲームに慣れ親しんだ今の世代にはドットアートのゲーム画面は面白みがありません。
プレイさせたかった「スーパーマリオブラザーズ」も1人プレイですからやはり難しいと思いますし。
ということでこれも却下。
ということで決まったのが「New スーパーマリオブラザーズ U デラックス」。
New スーパーマリオブラザーズ U デラックス
もともと2012年にNINTENDOの以前のハードであるWii Uで発売されたソフトで、それにプラスして1年後にダウンロード販売された追加コンテンツ「New スーパールイージ U」も同時収録されているお得なソフトで発売は2019年1月と少し時間は経っているものの、そもそもの収録内容が2012年のゲームなので特に古さは関係ありません。
4人同時プレイ可能
それよりもこのソフトに決めた理由はいくつかあって、最大の理由は4人同時プレイ可能なことで、追加のコントローラーさえ購入すれば我が家の家族全員で同時プレイも可能です。
それに同時にゲームをすることによって、ここはこうやってジャンプするとか、このコインは協力して取るとか、難しい場所は持ち上げて移動してあげるとか、色々教えてあげたり助けてあげたりしながらプレイできるメリットがあります。
無敵キャラ
プレイするキャラクターをキノピコやトッテンという、二段ジャンプが可能だったり、敵に当たっても無敵のキャラクターを選ぶことができます。
ゲームに慣れた私なら無敵キャラを使うとゲーム性が犠牲になって面白くないのですが、初めてゲームのコントローラーを触り、初めてマリオを経験する子どもには逆にゲームの面白さを広げる手助けをしてくれます。
何度もコンティニュー可能
二人用のゲームは数あれど、どちらかがゲームオーバーになってしまうと終わりです。
でもこのマリオは残った人がその面をクリアーするとコンティニューが可能なので、子どもがゲームオーバーになるたびにリセットして同じステージを繰り返す必要もありません。
ステージの多さ
収録ステージは164コース。
これだけあれば1日5ステージクリアーして、やっと1ヶ月でエンディングまでいけるボリューム。
当然ラストに近くなるほど難易度は格段にあがるので、下手すると1年はかかるかもしれません。
一緒にマリオをプレイ
さて、初めてマリオを一緒にプレイしたわけですが、案の定ミスの連続。
まずコントローラーを持ちながらボタンを押すというのが難しいようで、体を右に左に捻ってのプレイです。
ただこのあたりは予想がついていて、SWITCHのジョイコンではやりにくそうだったので、HORIパッドという小さめのコントローラーを同時に購入しておきました。
このサイズでも少し大きいくらいですが、まだプレイしやすいようです。
左右の手を同時に動かすことに苦戦
マリオをプレイするために必須なのがジャンプで、真上にジャンプするだけではなくて右上など移動しながらのジャンプは基本動作のひとつ。
それ以外にも大きな穴を越えるエリアも山程あるし、敵だって踏みつけないといけません。
この動作って初めてコントローラーを握る人にはかなり難しくて、ちょっと先に進むのにも何分もかけてという感じです。
マリオには制限時間があるのでタイムアップばかりですが、途中の中ボスも倒したり、少しずつでも操作はできるようになってきています。
ゲームで器用になる
名医と言われる執刀医が3時間以上ゲームをしているという記事を昔よんだ事があるのですが、ゲームで指先が器用になることは納得できます。
ゲームで生まれる親子の絆
我が子と初めて同じ画面の中でゲームをしましたが、協力し合ったり、謎を一緒に解決したり、推測しあったりと、知らず知らずのうちに親子の絆が生まれることを実感しました。
大きな岩を超えたり、火を避けたり、怖い敵から一緒に逃げたりと、ゲームの中の仮想体験とはいえども困難を乗り越えていく気持ちは一緒です。
意外と会話の量も多く黙々とゲームをプレイする感じでもなく終始話しているので、もしこれが親子から姉妹に変わっても仲良くプレイしてくれるかもしれないですね。
これこそマリオのマジックかもしれません。
時間管理
ゲームに批判的なご両親もいますが、実際の所ゲームによる悪影響ってよくわかっていないらしく、むしろ気をつけるべきは時間管理かもしれません。
いまのところ娘は勝手にゲームをスタートする方法もわからず、マリオは私と一緒にやるものと思っているので、ブログを書いている間なども待っていてくれて、夕食のあとに少しプレイして終わりという時間管理はできています。
頑張る姿に愛らしさ
それにしてもちょっとずつでも先に進めるように頑張っている娘は応援したくなるし、何度もミスをするのも愛らしいので親としても頑張れって気持ちになります。
いつしか自分で電源も入れて文字も読めるようになって、当たり前にマリオもプレイできる日はそう遠くもなく来るはずですが、また新たな成長の一歩を目の当たりにできた感じです。