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二人目が生まれると必ず言われる
二人目の子どもが生まれると必ずと言っていいほど一人目に構わなくなったり厳しくなってるなんてことを親戚や実家の両親から言われます。
育てている親としては平等に見ているはずですが実際にそうなのでしょうか?
またそう思われてしまう原因を探って行きたいと思います。
一人目に注ぐ時間が少なくなる
育児は大変です。
特に2歳になるまでの間は食事も食べさせてあげたり、トイレの世話も頻繁、甘える事も多く、危険行為も無意識にやるので常に見守っている必要があります。
そういう状況なのでどうしても一人目をかまってあげられる時間は少なくなってしまいます。
それは悪いことではない
下の子を抱っこしている時間も長く遊んだりかまっている時間も増えるので、他の人には下の子ばかりかまっているように見えますが実際はそういうことはありません。
実は上の子が成長している証拠
実際のところ上の子が成長してできることが増えたのもあり、例えば服は自分で着替えてもらったり、食事は自分できちんと食べられるようになったりと、親が手を出すタイミングが減った、つまりちゃんと成長できている証拠で、それは今までの両親の努力があってこそだと言えます。
しつけが厳しくなる
子どもが成長するに従って当然しつけも厳しくなります。
上の子を叱る頻度も多くなるわけで、二人目を育児中もダメなことは繰り返すので当然叱ることは増えますよね。
下の子は褒められる
では下の子はどうでしょうか?
赤ちゃんが何かをしても叱る両親はなかなかいないと思いますが、むしろ褒めることの方が多いと思います。
上の子は叱られる頻度が増え、下の子は無条件に褒められる頻度が増える。
これも他の人の目には上の子に厳しくしているように見えてしまう原因になっているのではないでしょうか。
我慢しなさい
お兄ちゃん・お姉ちゃんだから我慢しなさい。
二人目を育てた経験があるなら一度は言ったことのある言葉だと思います。
この言葉、なぜか他の人は過剰反応してしまうんですよね。
お兄ちゃん・お姉ちゃんになるという自覚
ではこういう意識を持たせず子どもを育てていくことって正解なんでしょうか?
私はそう思いません。
下の子が生まれることは上の子にとっては突然のことで、自覚して子どもを授かった両親とは違った意識を持っているのは当然のこと。
ただそのファミリーで一緒に生活していくということは、環境の変化も一緒に経験していくことだと考えます。
変化を学ぶ
これは社会に出ても同じことで、仕事をしていても新人社員が入ってくる事もあるし、友達関係の中でも人間関係の変化はあります。
生きていく中で〇〇なんだからというのはこれから無数に体験してくでしょう。
そう、こういう自覚をしないといけないことこれから先何度もあるんです。
なのでこういう機会に学んでいっても良いでしょうし、お姉ちゃんとして妹を守っていくというのも経験としては良いでしょう。
ただしバランスは必要。
感情的にそうやって怒ることは逆効果に繋がります。
さすがお姉ちゃんと褒める事も増やしていくと効果的な心の成長につながると考えます。
赤ちゃんは可愛い
今まで可愛い可愛いと注目を独占していた上の子、大きくなると顔つきも変わってくるし、生まれてきて赤ちゃん顔をしている下の子には可愛さではとうてい叶いません。
どうしても下の子の方がチヤホヤされる頻度は多くなりますよね。
赤ちゃんは可愛く見えないといけない
赤ちゃんはある部分でその可愛いさから、愛情を持って育ててもらっているので可愛くて当然。
そうでなきゃいけないんです。
上の子も同じ時期に同じように愛情を注がれて成長してきたはずです。
そう考えるとこの時期に下の子がチヤホヤされることも平等です。
年の差がある分他の人には不公平に見えがちですが、特に悪いことをしているわけではないので気にせずいきましょう。
下の子の方が得?
他の人は都市伝説のように何も考えず下の子は得なんて言います。
本当にそうでしょうか?
我が家だと長女とパパだけでホテルに泊まって遊びに行ったりもしましたし、おもちゃもたくさん買いました。
服だってたくさん。
では次女はどうでしょう?
お姉ちゃんのお古が基本
洋服などは基本お姉ちゃんのお古で、遊べるおもちゃもお姉ちゃんが使っていたものが基本です。
遊びに行くのも必ずお姉ちゃんが一緒で、パパやママを1日独占できる事もほぼありません。
写真もやはりお姉ちゃんの方が撮影枚数は多いですし。
実際のところ次女のほうが飛び抜けて得をしているようには感じません。
実は上の子をしっかり育ててきた証拠
下の子が生まれてそちらに力を注げるようになったのは、上の子をしっかり育ててきた証拠です。
下の子を育てつつ同じように手をかけないといけないような状態だとちょっと困りますよね。
上の子は初めての出産・育児で試行錯誤をしたはずです。
手を抜く部分も抜かず、むしろ何にでも全力でしたよね。
その分いろんな事もできるという期待もあるし、上の子に任していても問題ないという実は信頼の証だったりします。
なので外側からみるとバランスが悪いように見えるわけです。
最後のまとめ
育児は子どもとの関係以外にも外側からの様々なストレスも生じます。
ただ他人には見えない苦労ってたくさんあって、心無いことを言われることもあります。
みんな子どものことを心配してくれてのことからそうなってしまうのですが、一番大切なパパやママがストレスを抱えることは一番ダメなことです。
二人目の育児は悩むことも多いですが、どこか自信を持ってやっていきましょう。