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4年ほど前の話です
今日は妻が長女のユメをまだ身ごもっていた2015年の時の話です。
12月の出産を控えて2ヵ月ほど前から何度か旅行やお出かけを無理しない程度に行っていました。
出産を経験された方ならわかると思いますが、出産直前になるとよく歩くようにと先生から何度も言われます。
かといって無意味に歩くのも大変で、ちょっとでも楽しく歩けるようにとちょっとした小旅行とかお出かけを頻繁にしていました。
当時は新婚でお互いにウキウキもしていましたし、日常的にも活用していたFacebookにも旅行先の事とか投稿していたわけです。
そんな時に妻のMessengerにメッセージが届きます。
みんな心配しています
親しい仲間からのメッセージで、内容は抜粋するとこんな感じ。
「妊娠中にお出かけとかして大丈夫ですか?」
当然大丈夫なのでその旨を返すと今度はこんなメッセージが。
「みんな心配しています」
言い方悪いですが余計なお世話です。
そしてFacebookの更新をストップしました
無理があるかどうか、自分の体調について一番わかっているのは妻本人です。
色々とやり取りしていたようですが、一向に相手は納得しなかったみたいです。
結果それ以降のFacebook投稿はストップしてしまいました。
子どもができると行動範囲も今まで以上に狭まります。
特に私たち夫婦は出産前に二人で過ごす時間も少なかったので、時間を見つけて色々とお出かけをしていたわけです。
現在は「マタ旅」なんて言葉があるくらい妊娠中に旅行する妊婦さんは増えているそうで、ここ10年ほどでも旅行社はかなり増加しているそうです。
それくらい妊娠中のリフレッシュについて見直され、実践されているのがわかります。
ちなみにメッセージを送ってきた人やその仲間たちのほとんどは独身。
Facebookに投稿する責任とリスクもありますが、まだ未経験の妊娠に対して本人が大丈夫と説明をしている事に対してはある程度納得してもらう必要もあるんじゃないかなと思いました。
妊婦はじっとしているものという誤解
日本においての妊娠・出産ってたぶん世界的に見ても知識が広まっていない分野かと思います。
一昔前なら男性は出産の立ち会いをしないのも普通だった国ですので。
よく妊婦への誤解みたいなランキングがあったりするのですが、必ず「妊婦はじっとしていた方が良い」というのが出てきます。
安定期になると病院で「さぁ、しっかり歩いてください」なんて先生に言われるのですが、妊娠未経験の友だちからは「そんなに動いて大丈夫?」なんて心配されたりで、この時期は精神的ストレスも溜まりやすいので、そういうストレスの方が妊婦に悪い影響になってしまったりも起こりえます。
見守ってくれるという優しさ
妊娠中の妻をみていると特に多くを語らずに見守ってくれる存在が一番安心できたようで、「楽しみだね」「可愛い子生まれたらいいね」そんな言葉をかけてくれるような人が一番メリットがあったようです。
心配というのも理解は十分にできますが、やはり夫がいての妊娠。
ジェットコースター乗ってるとかどう見ても破天荒な事をしていない限りは暖かく見守っていただけるとありがたいですね。
まとめ
初めての妊娠だとまわりの言葉にとてもセンシティブになって、あまりにも多くの情報が入ってくるとマタニティブルーにもなりかねません。
私は男性なりにも育児に多く関わる機会があって、普通にママさんや妊娠中の友だちと育児について語る機会も多いのですが、特に妊娠中の友だちについては何か質問をもらわない限りアドバイスみたいなのはしないようにしています。
あとは赤ちゃんできたら楽しいよとか、育児って面白いよっていうポジティブな情報だけお伝えしています。
もしお近くに妊娠中のお友達がいたら、ぜひそっと見守ってあげてくださいね。