6番目のUSJオフィシャルホテル

USJのオフィシャルホテルにおじいちゃん・おばあちゃんと一緒に宿泊してきました。

泊まったのはザ シンギュラリ ホテル ＆ スカイスパ アット ユニバーサル・スタジオ・ジャパンと、舌を噛みそうな名前のホテルで、2017年にUSJの6番目のオフィシャルホテルとしてオープンしました。

唯一の”和”ホテル

このホテルはオフィシャルホテルの中で唯一”和”をテーマにしたホテルで、他の7つのホテルがUSJの雰囲気を踏襲しているのに対して独特な感じになっています。

開業の2017年といえばUSJもV字回復で大盛況真っ只中、インバウンド需要も多く見込まれていたので、海外の旅行者向けにもこのコンセプトにしたのかもしれないですね。

駅と直結

ホテルはUSJの主要駅ユニバーサルシティ駅の真横で直結しています。

改札を出て1分もかからずホテルに到着できるので、荷物をたくさん持っての電車移動なら天候にも左右されずかなり好立地です。

コンセプトの”和”は館内で積極的に用いられていて、エレベーター室内のディスプレイが枯山水という風情ある装飾も施されています。

日本人に適したコンセプト

”和”のコンセプトは海外の旅行客に喜ばれるだけでなくて、日本人の部屋の過ごしやすさも高めてくれています。

今回泊まった部屋はエグゼクティブデラックスキング。

ベッドも大きくてツインに見えるのですが、実はキングサイズベッドでつながっています。

掛け布団も大きなサイズが一枚です。

まだまだ小さい子どもたちは寝相も悪くて、何回もあっちゴロゴロこっちゴロゴロします。

そのため離れたツインベッドを合体させる場合もあるのですが、このキングサイズベッドならゴロゴロしても安心して寝かせることができました。

部屋の大きさは20平米と決して広いわけではないサイズなのですが、ベッドが1台でデッドスペースがなくなった分広く使うことができました。

子連れに嬉しいこあがりソファ

ここのホテルの特徴の一つが全室にこあがりソファを配置していることです。

小さな子どもでも無理なく上がれる段差のソファで、まるで和室で座るようにくつろぐことができます。

ソファの横は同じ高さに作られた窓があり外の景色も楽しめるのが面白いです。

今回は駅側のお部屋を予約。

リバーサイドのお部屋に比べると夜景も見られないし比較して景観は悪くなるものの、駅を発着する電車を見られて子どもたちはテンションが上っていました。

子連れなら大助かり

こあがりソファは何もくつろぐばかりではありません。

子連れであればここでお昼寝をさせたり、適度な高さがあるので離乳食を食べさせるにも便利でしょうし、オムツ替えにも便利、高さが低いので夜に寝かせるのもアリです。

いろんなことに活用できるのでホテル選びの選択肢としても十分です。

その他の設備

こあがりソファでもけっこうな場所を専有するので、他のホテルのように鏡が付いたテーブルなどは設置されていません。

その代わり棚を活用して備品などはうまくまとめられています。

バスルーム

バスルームはトイレと共通ですがバスタブが足を伸ばせるサイズなのは嬉しいですね。

子どもたちだけをバスタブに入れて入浴させましたが、2人同時に入れても使い勝手は良かったです。

子ども用パジャマも

子どもたちが添い寝利用させていただくことを備考欄に記載しておいたのですが、子どもたちのパジャマもちゃんと用意してくれていました。

100センチなのでさすがに2歳なりたての次女には大きすぎますが、みんな一緒のパジャマでとっても喜んでいました。

子ども用パジャマってどこのホテルでも用意があるわけではないので、こういった心遣いはまた泊まりたいって思う動機に繋がります。

最上階には温泉も

USJのオフィシャルホテルに宿泊したことがない方は温泉が湧いている事を知らない人も多いようですが、ユニバーサルタワーとこちらのホテルには温泉大浴場が完備されています。

真夜中でも利用可能

子どもを連れての旅行だと、子どもたちはテンションが上がりまくってなかなか寝付いてくれないことは多いです。

うちの子どもたちも例にもれずそう。

ホテルに温泉があっても23時までだったりすると確実に入り逃します。

このホテルはなんと15時〜翌日11時まで夜通し利用可能。

サウナだけは2時で終了してしまいますが、子どもが寝た後に夫婦交代でゆっくり温泉に浸かりに行くこともできるし、混雑を避けて真夜中に貸し切り状態で入るなんてこともできます。

混雑状況は部屋のテレビでもリアルタイムでわかるので便利です。

最上階でゆっくり

温泉の場所は14階の最上階。

部屋のカードキーがなければエレベーターを上に動かせないのでセキュリティもバッチリです。

さらに温泉入口もカードキーで解錠するシステム。

男女別に色違いのカードキーが発行されていて、異性のお風呂には侵入できなくなっているのも安心ですね！

景色がきれいな湯上がりどころもあります。

お風呂は内風呂と半露天とサウナと水風呂で洗い場は20箇所ぐらい。

それほど狭い感じはしませんでした。

残念ながら利用ができるのは4歳からでおむつが取れていない子どもも利用できないので、我が家はあと数年大人だけの利用になりそうです。

朝食

せっかくなので朝食付きで宿泊しました。

普段はけっこう充実したビュッフェスタイルの朝食を提供しているそうなんですが、現在は新型コロナウィルスの影響でお弁当形式で提供されています。

食事は2種類から選べて和食はこんな感じ。

洋食はDIYサンドです。

添い寝の子どもにも無料朝食

嬉しいのが4歳以下の添い寝無料の子どもにも食事が振る舞われること。

年齢層に応じたお弁当を2つ無料で提供いただけて嬉しかったです。

大人も子どもも朝からお腹いっぱいで大満足です。

最後のまとめ

他のホテルとコンセプトが違っていたのもあり、オフィシャルホテルの中でも最後まで利用しなかったホテルでしたが、実際利用してみると居心地はめちゃくちゃ良くて、こあがりソファも温泉も大満足でした。

こどもたちも部屋で過ごすのも楽しかったようで、また何度も利用してみたいと思えるホテルです。

小さいお子さんを連れての旅行でしたらここを利用してみるのは正解ですよ。