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アカチャンホンポにて
先日アカチャンホンポへ買い物に出た時のことです。
店内放送でこれから出産するママのための案内音声が流れていました。
出産準備品のカタログのこととか、ポイントカードのことが案内で流れそのなかで違和感のあるアナウンスがなされました。
それが「パパの育児への参加のしかた」という言い回しです。
「参加」という風潮
そもそも育児はちょっと極端で厳しい言い方をすると「義務」なんだと思います。
自分の子どもって人から預かったりもらったりしたわけではなく、夫婦の意思で授かったのでやはり育児は「義務」と言っても怒られないと思います。
特に子どもを産んだママは、しっかりとその義務感を背負い育児をされている方がほぼほぼ多数かと思います。
ただパパに関しては「参加」という言い方でされるのが当たり前になっているようで、私も子どもと出かけたり友人と会ったりしても他の方からは「ちゃんと育児に参加していて偉いですね〜」とかお褒めの言葉をもらったりするのですが、どこか引っかかる物があります。
当然悪意が無いことはわかっているし、褒めて頂いていることも十分に受けとったうえでです。
もしママに言ったとしたら
もしママにちゃんと育児に参加していて偉いですね〜って言ったらどうでしょう?
正直ちょっと良い気分しないと思いますし、苦笑いされても「自分の子どもだから当たり前」って心のどこかでつぶやかれそうです。
ママだったら違和感あるのにパパには違和感なく「参加」って使える風潮はこの時代ならではなんだなぁと思います。
逆にプラスに考えられる事も
ここまで言ってなんですが、こういう参加という言葉が出てきたのは時代が変わってきたのかもと考えることができます。
もともと日本の男性の育児参加は、例えば出産の時も特に立ち会わずに男性は働いているとか、男性はオムツ替えをしないとか希薄なものとされてきた風潮があります。
男性の育児が話題になり始めたのは女性の社会進出に伴ってのもので、最近では男性の育休なんかも話題になっていましたよね。
SNSなどでは批判や不満も多く上がるのも男性による育児が浸透してきた証拠かと思います。
そんな風潮から徐々に「パパの育児参加」という言葉が使われるようになったと推測します。
自分の子どもだから自分で育てたい
私は育児したいとか面倒とか以前に、自分の子どもだから自分で育てたいと言うのがあります。
もちろん大変な部分とか、その時の体調とかタイミングによってはミルクやオムツ替えが面倒に思う時もあります。
ただ我が子から見れば親が絶対だし、他に頼る相手もいません。
もし明日何かの命令で子どもを一生遠い所に行かせないといけないとか、他の両親に任さないといけないという命令が出たとしたら絶対に受け入れられないし、一生悔やみます。
大きな責任とある程度の大変さもありますが、父として親としてやっぱり自分の子どもは自分で育てたいって思います。
まとめ
表現は色々あるし、悪意も無くいろんな事を言われたりもしますが、これも時代が変わってきたのかなぁと思いますし、男性の育児も浸透してきたのかなとも思います。
もっと変わっていくとパパの育児が当たりまえになって、逆にパパが育児をちゃんとできていないと「やってないの?」って問われる時代がそろそろ来るかもしれませんね。