この記事のもくじ
大変だけれど大切な時期
子どもが2歳前後になると訪れるのがイヤイヤ期で、俗に魔の2歳児なんて呼ばれている時期に突入します。
現在5歳直前の長女の2歳ごろは比較的落ち着いていた印象で、特にイヤイヤ期とか魔の2歳児を意識する事もなかったのですが、なぜか4歳頃に急にそれっぽい期間がやってきて、現在は比較的落ち着いている状態です。
現在2歳の次女は真っ只中で、感覚的に間もなく落ち着いてくるのではと思う状況です。
いまおなかにお子さんがいる方も2歳児のお子さんがいる方も、これから2歳時になるお子さんがいる方もこのブログを見てくださっていると思うので、どんな感じでどういう風に対応していったかを紹介していきます。
魔の2歳児って?
子どもの心が成長し、自我が芽生え始め自己主張を持ち始めるのが2〜3歳の期間と言われていて、まだまだ言葉も話せず、歩行もおぼつかなかった1歳までと違い大きく育児環境が変わっていくのがこの時期でもあります。
とにかく些細なことで急に不機嫌になったり何もかもイヤと拒否されたりで、毎日対応しているパパやママにとっても育児ストレスが増加する時期でもあります。
理性を保てない子どもだからこその症状
まだ人生を2年しか生きていない子どもには大人のような理性というものが備わっていません。
そんな中で決断を迫られたり、親の注意があったりしても気持ちを言葉でうまく表現できない子どもは心のなかで葛藤が起こり、それが結果として暴れたり、泣いたり、反抗したり、物を投げたりという行動につながってしまいます。
何が悪いか考えなさいと注意したところで余計にパニックになってしまうし、歳の離れたお兄ちゃんやお姉ちゃんと同じように対応しても心の方が追いつかなく無意味になってしまいます。
なのでパパやママの方が子どもの事を理解し、目線を下げて対応していくのが大切になります。
どんなことが起こるの?
我が家の次女の場合だと次のようなことが起こっています。
食事
食事の好みがはっきりして、ちょっと変わったおかずを出しても頑なに拒否、一口さえも食べてくれなかったりします。
今まではどんな食べ物も好奇心で食べてくれたのに、作っている方からすればショックだったりもします。
他にもちょっとしか食事を食べなかったり、ダラダラと時間をかけて食べたり、手を休めているのでご馳走様?と尋ねると違う、まだ食べると尋ねても食べないというのだったり、同じく食事に関して困っているパパ・ママは多いようです。
私の対応策
私の対応策としては、食事の時に好きなアニメなどを見せないことで気が食事以外に行ってしまわないようにしたこと、食事の時間をできるだけ楽しい時間にして機嫌取りをしつつ食べたこと。
それでも途中で食べなかったりすることもあるときはそのままテーブルに食事を残しておきました。
片付けるとまだ食べるって反抗心が起こるので。
ここにまだ置いておくねって声かけもして刺激しないようにしていました。
オムツを変えたがらない・着替えない
明らかにウンチをしているのにオムツ交換を拒否する事があります。
何かして遊んでいる時などは特に気持ちがそちらに行っていることが多いので拒否する率も高くなります。
お出かけするのに着替えも拒否して着替えてくれないなどもまれにあります。
私の対応策
長女も着替えさせて一緒に着替えるようにしたり、自分で着たい服を選ばせて着替えを誘発したりしました。
またオムツ替えを嫌がったら抱っこして空を飛ぶ遊びなどをして機嫌取り一通り遊んだら抱っこしてオムツ変えよっか?って言ってみるとだいたいウンって言ってくれます。
ママが嫌がられたらパパが交代して頼むとOKだったりもあるので、選手交代してみるのもアリです。
そっぽをむく
機嫌を損ねてフンって向こうを向きます。
まるで漫画の世界みたいですが、リアルにこういうことやったりするのが魔の2歳児だったりします。
私の対応策
他の楽しい事を投下することでこれはだいたいおさまりました。
例えばテレビで可愛いワンちゃん出てるよでも、このオモチャ面白いでも、子どもが興味を持った瞬間おさまっていました。
大人のようにプライドで意地を張り続けるとかないので、新しい刺激が入るとすぐに切り替わるのは子どもの良さだったりします。
物を投げる
長女の時は無かったので次女の時には驚いたものですが、色々聞いてみるとけっこうこの時期に物を投げるお子さんは多いみたいですね。
ケースとしてはお姉ちゃんが遊んでいる物を取ってしまった時に返すように求めた時など、機嫌を損ねて投げたりというパターンが多いです。
私の対応策
これはもう突発的に起こるので、逆にコレが怒らないように事前に対策をしておくというリスクヘッジで対応しました。
親ならパターンがわかるので、子ども同士で遊ばせる時もこの方向に向かないよう気をつけられる範囲では事前に対応していました。
全部にイヤと言う
恐らくコレが一番多いパターンで、とにかくこのスイッチが入ると何もかもがイヤで返されてしまう状態になります。
私の対応策
一番は親が冷静に話しかけることを大切にしていました。
私の母などはこれが起ると血圧も上がるのか、どうしても子どもと張り合う感じになって収集がつかなくなります。
とにかく冷静に抱っこしたり話したり遊んだりしていると自然とおさまって興味が別に移ると嘘みたいに機嫌が良くなったりします。
お風呂を出ない
お風呂嫌いも困りますが、次女はどちらかと言うとお風呂好き。
その原因がお風呂をけっこう遊べる感じにオモチャを入れたりしているからなのですが、弊害として出たがらない時がけっこうあります。
お風呂は響くので子どもが泣いたりしても近所迷惑になるのでできる限り刺激しないのが好ましい状況です。
私の対応策
親が折れてとことん遊ばせるというのが一番多くやっている方法かも。
そのため今の時期はお昼間など時間の余裕がある時に入浴しています。
ただ、おやつの時間を併用するなどして、上がったらおやつやジュースが待っている事を伝えたり、好きな映画を見たりというのも作戦としては成功率が高かったです。
他にはお風呂を泡風呂にして、泡が消えるタイミングが遊びの終わりという方法も行っています。
この時期を乗り越えていくには
突然やってきていつ終わるかもわからないこの時期ですが、どう乗り越えていくのが良いでしょうか?
こういう時期だからと理解するのがまずは一番の考え方で、私は親である自分たちも同じようにしてきたはずだと思うことでけっこう楽に過ごせています。
あと先手を打てる事は事前準備でなんとかできることもあり、例えば服ならば複数用意して選ばせるなどの選択肢をもたせることも有効です。
買い物でカートに乗りたがらない時も多く、そんな時はカートから手を離して待て待てって追いかけるような遊びをしたり、買ったものをカゴに入れてもらうお手伝いをしてもらうなどで対応、お店でオモチャのコーナーから動かなければよーいドンって競争してみたりと、けっこう遊びの要素を入れつつ対応していくと機嫌よくやってくれることが多いです。
とにかくイヤイヤモードに切り替えないのがコツになりますね。
最後のまとめ
子どもにこの時期が来たことは心が正常に発達している証拠であって、感情も薄く自我も持っていなかったら違う事を疑わないといけないので、むしろ嬉しく思いこの時期を乗り切っています。
この時期の1年ほどは精神的にも大変になりますが、乗り切ったあとはビデオなどでも後から笑い話になるようなエピソードとして残るはずですし、印象が強かった時期なだけあって親子の思い出もたくさん残ると思います。
とにかく冷静に、時には子どもの目線に下げて対応を心がけていきます。