画面付きスマートスピーカーは子どもたちのお友達

生活の一部になったスマートスピーカー

2014年にAmazonがEchoを発売し、それ以降Googleなどからも発売され最近では落ち着いたものの、生活に馴染んだ感があるスマートスピーカー。

我が家では子どもたちのリクエストに応えてくれるお友達としても活躍しています。

ディスプレイ付きというメリット

我が家はGoogle Homeが2種類、Amazon Echoが2種類と気がつけば増えてしまっていた感じで、一番実用的に使われているのがAmazonの「Echo Show」

ソファの肘掛けにちょんこんと置いていつでも声掛けできるようにだとか、時計代わりとして活躍してくれています。

Echo Showシリーズは液晶ディスプレイ搭載で、スピーカーのみのモデルと比較するとできることが相当変わってきます。

ディスプレイ付きでできること

一番の違いは動画が見られることで、Amazonプライム・ビデオの動画などを再生することができます。

子どもたちは「おかあさんといっしょみせて」とか「しまじろうみせて」って言って再生してもらっています。

音楽再生でも違いがあって、対応していれば歌詞が表示されながら再生されます。

文字を覚えるきっかけにもなるし、覚えたら一緒に歌うことができるのでとっても便利な機能です。

最近ではディズニーの絵本を読んでくれるコンテンツも搭載され、人気のシンデレラや白雪姫などをイラスト付きで表示してくれるようになりました。

もしかしたら子どものほうが向いているのかも

日本においての音声アシスタントは海外に比べるとシェアが低くなっています。

圧倒的な原因は話しかけるのが恥ずかしいという理由で、そういう部分では子どものほうが楽しんで使いこなしやすいと言えます。

子ども向けコンテンツも多数

最近では子ども向けコンテンツも随分と増えてきました。

一緒にしりとりをやってくれたり、なぞなぞを出してくれたり、ダジャレを言ったり、NHKの人気アニメ「オトッペ」の音当てクイズがあったりとステイホームの最中でも遊び相手として活躍してくれます。

疑問解消にも

子どもの年齢が上がるにつれて「なんで?」という疑問も増えていきますが、大人の力だけで答えられるものも限られています。

「チューリップの色って何色があるの」って聞かれても赤・白・黄色くらいしか答えられないのですが、スマートスピーカーに質問してみると品種は3000種類くらいあって、白・クリーム・青・茶色、、、とたくさんの答えを出してくれます。

1つの質問から複数の答えを得ることができるのは大きなメリットと言えます。

質問する能力がつく

実はスマートスピーカーは思ったほど自在ではありません。

質問する人がちゃんと理解してもらえるように考えて質問しなければいけないんです。

人間同士であればその時の状況やニュアンスで理解することができて、「昨日買ったあれどこにある?」という質問でも通じます。

ただ機械だとそういうわけにはいかず、「Amazonプライムのおかあさんといっしょを再生して」という感じにどれの何をどうしてほしいかという質問にしないと結果が変わる場合があります。

「おかあさんといっしょを再生」なんて言うとEDMの音楽がかかったりします。

ただこれが子どもにとってデメリットかと言うと違います。

子どもはゲーム感覚で

話しかけたときに違う結果が出ると子どもは違う言い回しや言葉を探してチャレンジしますし、正しい言い方を聞いてきたりします。

正解が出るまでゲーム感覚になるので、楽しみながら質問方法を考える能力が身についていきます。

機械であっても「お願い」を添えないといけない話しかけもあるので、子どもからすると中に人が入っているのと変わらない、つまりお友達として一緒に生活しているような状況になっています。

最後のまとめ

生活が便利になり機械化やオートメーションが進むと対ヒトとのコミュニケーションや会話能力にも影響が出てくるようなことが言われますが、その中でもスマートスピーカーは能力が高い人ほど使いこなすことができるツールだと言えます。

画面付きとはいえ、今では対象のコンテツが出るだけですが10年も経つと中にバーチャルの人物が現れて対話できるようになるのは確実でしょうし、子どもたちも成長して宿題の解き方を教えてもらったりと活用の幅も広がってくるでしょう。

そのためには小さいうちからITリテラシーを高くしていくいくことは有効かもしれません。