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福岡のイオンへ
昨日は自宅から200キロ近く走って福岡のイオンへ。
目的は「ドライブインシアター」。
かつてアメリカでは4000シアターもオープンするくらい人気があって、古い映画を観るとドライブインシアターでデートしているシーンとかよく出てきましたよね。
私は映画が大好きで行ってみたかったものの大人になってからは既に日本のシアターは衰退してタイミングがありませんでした。
そんな中で新型コロナウィルスの影響もあり、密を避け映画を楽しむ事ができるドライブインシアターが珍しさと懐かしさもあって見直されはじめています。
駐車場で映画鑑賞
会場となったのはイオン福岡の臨時駐車場。
場所によっては屋上駐車場を活用している所もあるようですが、イオンから道路をはさんだ駐車場が会場として設営されていました。
一応スクリーンの角度はまわりの方向から映像が見えないように調整されています。
写真の空を見てもらったらわかりますが、この日は一日中雨のお天気。
しかも日中は大雨が降ることもあって、「星空の下で映画鑑賞」という風にはいきませんでした。
上映は19時15分〜で開場は17時45分から。
18時頃に到着しましたがもうすでに10台くらいの車が到着していました。
入場料は車1台の料金で3000円ポッキリ。
おやつのポップコーン2とお茶とコーラーが付いてきます。
スタッフさん誘導されてスクリーン前に車をスタンバイします。
我が家はミニバンで車高も高く、早めの到着でも後ろの区画を案内されます。
ただ見にくいということは無さそうです。
上映に向けてセットアップ
セダンタイプの車であればシートをリクライニングする位でセットアップは完了ですが、我が家はミニバンなので色々とセットアップすればより快適に映画鑑賞ができます。
チャイルドシートとジュニアシートを取り外して3列目に格納して座席をフラットに。
3列目は全くスクリーンが見えなくなるので1〜2列目だけを有効活用します。
カーテンも閉めて後ろと左右の視界もシャットアウトし映画に集中できるようにします。
映画の音声は外で鳴らすわけにいかないので、カーステレオのFMラジオを使って受信します。
我が家はラジオを聞いてドライブすることがなくはじめてラジオを使ったのですが、マニュアルでラジオのチューニングする方法がなかなかわからずに苦戦しました。
これからドライブインシアターに参加される方はラジオのマニュアル設定方法を知ってから参加しましょう。
トイレと食事を済ませて準備万端に
会場にはトイレが無くイオンまで行く必要があります。
ただイオンまでを往復すると20分くらいかかります。
映画の最中にトイレに行きたくなると大変なので上映までにすませておきます。
子どものオムツ替えもすませてついでにテイクアウトで軽食も購入しあとは上映を待つだけです。
ただ心配なのが「雨」。
上映前も雨が降ったりやんだりの不安定な空模様。
アナウンスでも激しい雨になると一旦中断または中止もあり得るとお知らせされていました。
実際上映が始まってからも雨は降っており、手動もしくは自動でワイパーを動かす事は何度もありましたが意外にも気にはならなかったですよ。
上映開始
今回上映されたのは『映画 すみっコぐらし とびだす絵本とひみつのコ』。
昨年11月に公開されて既にDVDも出ている作品です。
実はすみっコぐらしが好きだとかそういうのは無かったのですが、子どもにドライブインシアターを経験させたくてこの映画にしました。
映画の時間は1時間10分、映画としては短いものの子どもに見せるにはちょうど良い長さです。
子どもはイゴイゴ
大人にとって短い時間でも2歳の次女は上映後20分ほどで集中力切れ。
普通に映画館に行っていたなら席を立って端っこの通路に隠れて鑑賞状態です。
ただここがドライブインシアターの良いところ。
子どもが歩き回っても他の人に迷惑はかからないし、いろんなもの食べながら観ても自由です。
車内ならではのメリットも
鑑賞がイスに座っての映画館と違い、車内での鑑賞というのはルームミラーが邪魔になるとか、エアコン必須でガソリンが減るとか、窓を開けられないとかデメリットもありますが、我が家のように小さな子どもがいる場合メリットもあります。
やはり一番は子どもが自由に観られることでしょう。
子どもが最後までジッと観られることは理想だけれど年齢を考えたらそれは不可能。
映画の内容も理解できない所があるので説明してあげたりできるのも車内の良さです。
特に今回の映画はキャラクターがしゃべらない設定で代わりに文字が出るという映画で、これが劇場であれば読んであげる事は不可能、今回は個室空間だったからこそできた事だと思います。
最後のまとめ
新型コロナという大変な時期ですが、逆にそんな時だったからこそこういったサービスが復活し、子を持つ親にとって助かったりしています。
大人には懐かしくても子どもには初めての経験。
本来はネガティブなはずなのにこうやって家族で楽しんでいくことは大切だと考えます。