この記事のもくじ
おやつにルールを
娘のユメが3歳になるとやっぱりおやつの量というのも増えてきます。
子どもにとってのおやつは、キチッと時間を決めるなり量を決めるなり親が管理していかないとダラダラしてしまって、夜ご飯を全然食べなくなったり添加物などを必要以上に摂取してしまい健康や成長にも心配になってきます。
仮想通貨を発行
そこで考えたのが仮想通貨を発行して、毎日おやつを家庭内で購入して与えるという方法です。
仕組みは簡単です、毎朝このお金が4枚発行されます。
この4枚を使っておやつを購入するようになり、残ったお金は貯金として次の日にプラスすることができます。
お金は大切なのでちゃんとお財布に入れて管理します。
2つの種類のお菓子屋さん
おやつは価値や大きさなどで2つの価格帯に分かれています。
大きくて量の入っているおやつはお金2枚分必要です。
小さくて少ない量のおやつはお金1枚分です。
わざわざややこしい2つの種類にしたのは意図があります。
全部をお金1枚にしてしまうと考えずに買ってしまうようになるからです。
単純な物々交換になると無作為におやつを選ぶようになり雑になってしまいます。
ただ、2つの種類があると、一気に2枚お金が減ったり無駄遣いするとおやつを買える数が少なくなったり、考えながら買い物しないといけなくなります。
まだ算数に関しては理屈がわからないなりにも経験で数や足し算・引き算を覚えていけるようになります。
初めてのお買い物
さぁ、お買い物の開始です。
人生初のお買い物、お財布もお金もあって今までのごっこ遊びとはちょっと違います。
これを買ったら1枚減って、、、
これは2枚いるからお金がたくさん減って、、、
初めてなので買ったり返したり試行錯誤。
まだまだ3歳になったばかりの子どもです。
どれも好きなおやつばっかり、その中から今自分が買える物を探していくのは思った以上に大変な作業で、初日は30分ぐらい悩んで選びました。
レジでお会計
おやつを買ったらちゃんとお金を払います。
これは2枚、これは1枚って一回ずつ説明して覚えさせていきます。
どんどんお金が減っていくのはすごく残念で、それでも渋々払います。
それでいいんです。
無駄遣いするとお金が減るって言うのを今から覚えていくことは絶対大人になって役に立ちます。
ママはお店屋さん。
最後に選んだおやつをレジでピッピしてもらってお買い物は終了です。
今はわかりにくいのでおやつを選びながらお金を払っていますが、概念がわかってくると最後にお金を払うことができるようになると思います。
大切な会話
悩んだりわからなかったり、説明をしてあげないといけないので自然と会話が生まれます。
難しい事を説明するので、親としてもゆっくり丁寧に例えも交えて話していきます。
こういう事でも親と子が向き合う時間が生まれるのはとっても良い事だと思います。
自分で買ったおやつはいつもより美味しい
お買い物が終わって自分の買ったおやつを食べるのは気分が良いようで、いつもより満足感のある食べ方をしてくれます。
いままで当たり前にもらえるおやつだったのが価値が変わったわけです。
遊ぶ事もなく大切に食べている感じがしました。
あと意外だったのが独り占めせずに分けてくれる事です。
4つしか入っていないおやつをひとつずつパパとママにくれました。
こういう気持ちを残してくれれば妹にも優しいお姉ちゃんになってくれそうです。
まとめ
今回からこの制度を導入しましたが、算数を覚えたり、我慢をしたり、次の日に貯金したり、本人は遊び感覚で楽しんでいるようですが実はそれが一番大切だったりします。
いつかひとりでお菓子を買いに行ったりコンビニに行ったりする日が来ると思いますが、その時にこの経験を思い出してくれたら嬉しいですね。
自分たちが思っていた以上に発見があり、小さいうちからこうやって学ばせる事って大切な事だなって思いました。