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ホテルに必ず持参する機材
最近ホテルなどで宿泊をする際に持参するものがあります。
それがプライベート・シアターセット。
とは言ってもそんな本格的な機材ではなくて、大きさも1つのバッグに全部のセットが収まるくらいのもの。
中身はプロジェクターと電源アダプター、小型三脚、100インチ布製スクリーン、リモコン、ケーブル一式、S字フックが入っています。
格安で揃います
プロジェクターと言えば高価なイメージがあるのですが、それも一昔前のはなし。
今では1万円でお釣りのくる格安プロジェクターが簡単に見つかります。
もちろん、映像が明るくて歪みもなくTHEルームシアターと言われるようなものを揃えようと思えば何十万も必要ですし、旅行に気軽に持っていけるような代物ではありません。
実はけっこうちゃんと使える20万近いプロジェクターも持っているのですが、子どもたちに手軽に使うにはこういう安いのでも十分です。
ホテルでプライベートシアター
部屋の間取りや設備、大きさにもよりますが、可能であれば夜に映画館ごっこの開始です。
スクリーンの設置も適当な感じで、投影された映像も端が斜めになっていていい加減な感じですが、自宅と違い様々な条件で投影するので妥協は大切。
高価な製品なら斜めから投影しても補正できるのですが、こういう安いモデルには上下に対する台形補正くらいしか搭載していませんし、ズームも無かったりしますが映像は十分に綺麗だし、安いからってドットが荒くてギザギザの画像なって事もありません。
むしろ昔持っていたSONYの10万円以上するプロジェクターの方がギザギザの画像で見にくかったくらい。
その時に買った80インチスクリーンが3万5千円で、スクリーンだけでプロジェクターが数台買えるという恐ろしい時代になりました。
子どもはこだわらない
子どもは映像が多少不鮮明でも歪みがあっても大人のようなこだわりはありません。
むしろ映画館みたいに動画が見れていることと、旅先という環境でこういった体験ができること、そしてなにより見ている作品に熱中するのできゃーきゃー言って喜びます。
なので変にこだわりを持って高い機材を用意する必要はありません。
映像はどこから出す?
プロジェクターだけでは映画は映らず必ず何かしらの再生装置をつなげる必要があります。
私の場合はアマゾン・プライムビデオやU-NEXTと契約しておりダウンロード再生もできるので、iPad(もしくはiPhone)にアダプターを付けHDMI接続で再生しています。
入眠儀式に活用
私がそもそもこのホテルシアターをやりだした理由は、子どもたちが旅行の嬉しさやホテルに泊まっている嬉しさでなかなか寝てくれないのが発端でした。
夜遅くなると翌日に差し支えて朝食時間がギリギリになったり、チェックアウト直前にバタバタする結果となります。
それに子どもはホテルで走り回るもので、夜にバタバタさせることは他の宿泊者に迷惑となります。
そこでこの作戦を思いつきました。
暗いので気が散らない
思惑は大成功で、部屋を暗くするのでまず部屋の物が目に入りにくくなって気が散りにくくなりました。
それに高確率で見ながら寝てしまう事も多く、特に次女は必ず途中で寝てしまいますし、最後まで見終わった長女も次女が寝ているので素直に眠ってくれます。
最近は機材のバッグで察しがつくようになり、ホテルシアターが待ち遠しいのでちゃんと見てくれたりします。
ちょっとしたことでこうやって旅の工夫ができたのは親娘共々メリットしかありません。
最後のまとめ
こういう機材があると今回の映画以外にも、両親に子どもの思い出映像を見せる時などにも役立ちますし、やはり日常とはちょっと違った贅沢な経験を子どもにさせてあげることが可能です。
いまはアイデアしだいで安価にこうやって実現できるので、ぜひ親子で日常のエッセンスにいかがでしょう。
以下は私が使っているプロジェクターの最新機種で、価格も据え置きなのに100インチスクリーン付属で明るさも2000ルーメンから倍以上の4500ルーメンに改善されなおかつ8000円台で購入できるオススメの格安プロジェクターです。