この記事のもくじ
長女の気持ち
パパの育児も間もなくやっと5年になります。
子どもの年齢で例えるとやっと幼稚園の年長さん。
まだまだ学ぶ事もたくさんです。
当初は長女のユメだけでずっと3人家族で行くのかななんて思っていたのもつかの間、3年後には次女のノゾムが誕生。
たまに考えます。
長女にとって家族が増えること、いままで一人で可愛がってもらってきたのに、いきなり妹がやって来た事ってどんな感じだろうと。
次女が誕生したことはとてもおめでたいことで、そのどの部分にもネガティブな要素はありません。
ただ、まだ幼いこども、次女が生まれた当時は3歳児だったユメにとっては色々な思いがあったかもしれません。
赤ちゃん返り
妹が増えた感覚をこんな風に考える事があります。
ある日新人社員が現れて今までのように親切に色々教えてもらえなくなりました。
ある時は新人社員が可愛い可愛いとチヤホヤされて、いままで褒められてきたことも褒められなくなって、失敗をすると先輩なんだからしっかりしなさいって叱られる。
気持ちはパパ・ママも変化している
次女と遊んでいる時にぎゅーって抱きしめたりすることって多いのですが、長女がねだってきた時に何故か小恥ずかしく感じる時があります。
例えばGoogleで「長女が」ってキーワードを入力するとサジェスト機能で様々な言葉が出てきます。
これは実際にみんなが多く検索する言葉が候補として上がってくるのですが、「長女が可愛くない」「長女が嫌い」「長女が苦手」など、比較的ネガティブなワードが出てきます。
それに対して「次女が」と入力すると同様のワードはでてくるものの、「次女が可愛すぎる」や「次女が愛おしい」などポジティブワードも上位に現れます。
どのパパ・ママもやはり長男・長女への接し方に悩んでいるものなんですね。
親も当然人間ですから家族が増えることに心の変化がある事はごく自然な事のはずです。
ただ、子育ては夫婦だけで行っているわけではありません。
家族や親戚に、お姉ちゃんがさみしそうにしてるとか、お姉ちゃんへの教育が厳しくなったなんて言われるときもあります。
本来であれば子育てについて外の人間が軽く言うもんではありませんが、やっぱり言われると考えてしまうもんですよね。
私も子どもをフォローする言葉は多くても、子育てをしている親へのフォローの言葉ってかけてもらえないもんだなって思うことがあります。
子育てをしているのは親なんですから、親のコンディションが悪いと子どもにも影響が及びます。
それが極端になったのが虐待だったりするわけで、そこまで追い詰められても世間の風当たりは親に対してなので、根本的にこういった問題は社会が理解と変化をしていく必要もあります。
妻と長女の関係
長女に冷たい対応をしてしまったとき、やっぱり後からくるのは自己嫌悪です。
私の場合は長女・次女共に異性にあたるので、恐らく年頃になるまではそれほど見えない壁を感じる事も無くやっていけそうですが、妻はやはり女同士というのもあり難しい部分を抱えているようです。
それは傍目から見ていても明確です。
ただ妻も40代で色々な女性の心やカラダの問題を抱えていく時期です。
もちろん外で働いてもいるので社会的な責任やストレスでフラットな育児も難しい事は理解出来ます。
なので今は妻と子ども、特に長女との関係性に口を出すことは避け、私ができる限り家族の絆を深くするよう心がけています。
とはいえ、私も専門家ではないのでいろんな事に負けてダウンしてしまう時もありますが。
自己嫌悪するくらいなら
先に自己嫌悪の話題が出ましたが、最近は自己嫌悪するくらいならそういうのやめようって思うようになりました。
次女が2歳になって、離乳食などの特別な手がかかることも少なくなり、尚且つ次女を注意する機会も増えたので、長女に対する思いにちょっと余裕が出てきたのかもしれないです。
次女と遊ぶときも長女を巻き込んだり、写真もできるだけ二人が写るようにって意識しています。
結局あとから悩むのは自分自身ですから、それならガンコな気持ちは取り去って二人と関わっていった方が子どものためにも自分のためにも健康的です。
長女に心救われる
あるとき長女の行動をとっても褒めた事がありました。
もしかしたら久々だったかもしれません。
喜び思いっきり喜ぶ長女の笑顔に涙が出ました。
余裕の無かった自分の心が救われた感じがしました。
それからはできる限り褒め、遊ぶようにしてまいます。
もし今しんどい、関係性に悩んでいるパパ・ママがいたらちょっとだけ良いとこ探して褒めてみて。
今までのモヤモヤが晴れるかもしれませんよ。
最後のまとめ
一人の育児だって大変なのに、2人3人ってなると親も余裕がなくなります。
子どもに責任はないんですが、どうしても巻き込んじゃうときってありますよね。
ただそこで反省や嫌悪感を感じるならある部分正常だと思います。
子どもに対して憎しみや怒りを感じ続ける事が一番怖いことで、親としてまだまだ変わっていける、学んでいけるチャンスです。
あまりにひどいときは保健センターの窓口など相談にのってくれる機関も豊富にありますから、自分のため、子どものために悩みすぎない育児をしていきたいですね。