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絶賛イヤイヤ期中
2018年も今日で終わりですね。
毎年この日になると同じ事を言うのですが、一年もあっという間です。
長女のユメも3歳になって、絶賛イヤイヤ期の真っ最中です。
とはいうものの私は必要な時期だと考えていますし、イヤイヤ期に関しての情報も無数に見聞きしてきたので特に気にせず日々を送っています。
ただ実際に経験してみると子どもってこんなもんじゃないのという感じで、本当にこれがイヤイヤ期なのかあまり良くわからないのが正直な所です。
子どもの成長に大切なイヤイヤ期
よく言われるようにイヤイヤ期は子どもの成長にとって大切な時期になります。
自分で物の区別をするようになったり、他人との距離感や関わり方、両親の愛情の受け止め方、親の顔色を見た行動など、人として大切な事を吸収し分析し始める時期です。
なので親としてもしっかりとそこを意識して接していく必要があります。
親も変わらないといけない時期
この時期はイライラすることも多くなりますが、親としても変化しないといけない時期です。
私はそもそもイヤイヤ期という言い方が好きでなくて「神さまからの子育て訓練」と呼んでいます。
もしこの時期が無かったらどうでしょう?
子育てとしては楽にやっていけるかもしれませんが、子どもが何が嫌で、どんな個性で、何を喜んで、どんな関係性を望んでいるかなどとてもわかりにくくなると思います。
これから10年以上かけて子育てを行っていく上で、親として訓練できるのがこのイヤイヤ期です。
子どもなりに悩んでいるかもしれない
子どもはストレスという感覚や言葉を知りません。
なのでこの時期の子どもは何かわからないけど気持ちがしんどくて、何をやっても面白くなくて、コッチもいいけどアッチもよくて、人の物がほしくって頭が混乱しているかもしれません。
そこに輪をかけて親に怒られたり突き放されたり、時には置いて行かれたり、自分の気持ちもコントロールできない上に、親との関わりもうまくできなくて子どもなりにしんどい思いもしていると思います。
そうやってちょっと子どもの目線で物事を考えてみると、この時期の行動も少し許せるようになってくると思いますし、逆に我が子が愛おしくなってこないでしょうか。
ゆっくり話す。たったそれだけ
子どもが気持ちのコントロールをできなくなってパニックになったとき、私がやることは抱っこしてゆっくり話す、たったそれだけです。
最初はいろんな気持ちをどんどん吐き出しますが、最後は安心して話ができるようになります。
そして何がいけなかったのか、何をしていったらうまくいくか、これからどうしていくかなどをゆっくり話します。
そして最後は最強のスキンシップ「笑わす」で〆です。
安心を与える大切さ
最後に笑いを作ると、子どもは「パパは怒っていない」と思えるようになります。
親の顔色も見れるようになる時期ですので、親が怒っているんじゃないかと小さいなりに感じているはずです。
ですので笑わせたりくすぐったり、自分は怒っていないよというのをわかりやすく表現してあげると機嫌もたちまち良くなります。
大人もそうですが、気持ちが高ぶっている時に話すよりも、冷静になったときの方がすんなり耳に入るもんです。
長引かせない大切さ
大人なので一度イライラ・スイッチが入ると何もかも気に障るようになります。
ただそれを長引かせる事は禁物です。
さっきの事はさっきの事で割り切らないと、わざとじゃ無いのに手が滑ってコップを落とした事でも不必要に叱ってしまうなど、マイナスの教育になってしまいます。
これ気を付けないと子どもが自主性を持たなくなってしまうと考えています。
「もしかしたら怒られるかも」
そんな風に子どもが考えて行動するようになったら何もしない子になってしまいます。
それでも大人って「なんでしないの?」とか怒ってしまうので子どもからしたらパニックですよね。
気を付けないと子ども以上にパパ・ママがアレもコレもイヤイヤになっているかもしれません。
夫婦で協力を
この時期は夫婦の連携がとっても大切になってきます。
ママは嫌だけどパパなら大丈夫という事も言ったりします。
お互い忙しかったり都合もありますが、夫婦でうまくバトンタッチしながらだと親としても不要なイライラを抑える事もできますし、子どもも安心して用事を済ます事ができます。
あともっと大切な事、それはこの時期の子どもの心理についてしっかり話し合う時間を持つ事です。
どんな時期でどんな行動を起こすのか、我が子はどうなのかを話し合うだけでも随分と気持ちが楽になりますし、この時期を乗り越えていける強い味方になります。
まとめ
この前まで可愛くて何をしても許せた我が子が、ある日を境にワガママになるので親としても大変な時期になりますが、それは逆も同じで、子どもから見える親の姿も今までと違って見えているのだと思います。
ただ、どこまでいっても強いのは親ですし、子どもは親しか頼ることができません。
イヤイヤ期をしっかり乗り越えて行くことは親としても大切な時期ですので、適度にリフレッシュしながら乗り越えていけたら良いですね。