出産の時に一番感動したこと

待望の娘が誕生

もう3年近く前ですが、第1子のユメが誕生したときの話です。

 

当日は立ち会いで、里帰り出産でもなかったので夫婦二人っきりの出産でした。
それでも妻はこれからくる出産に対しても特に不安を抱えず、赤ちゃんが誕生する5時間前には二人でカレーパンを食べたことをいまだに思い出話として話す事があります。

それにしても気丈な妻だなと思います。
私が逆の立場だったら初めての出産とか不安でソワソワしていたかもしれません。

破水から7時間、分娩室へ

破水して病院に入ってから7時間、陣痛の間隔も短くなり遂に分娩室へ。
特に長引くこともなく1時間で娘が誕生しました。

元気な女の子でした

赤ちゃんが生まれてきて

よく芸能人なんかが赤ちゃんの誕生報告で、感動して泣きましたとかコメントを出しているのを見かけます。
自分もそんな風に感動して泣いちゃうのかななんて思っていたのですが、実際にはちょっと違う感じでした。

 

まず最初に思ったのが、自分の子どもが生まれてきたことに不思議でしょうがなかった感じです。
我が子がパッと目の前に現れて、その瞬間からもう自分はパパです。
今まで感じた事のない不思議さと嬉しさを感じた事を今でも覚えています。

感動は妻への思い

実際、感動が押し寄せてきたのは妻に対してでした。

 

妻は専門職で受け持っている仕事の責任感もあるので、けっこうギリギリまで力仕事をこなしていました。
実際私も妻の職場に出向くことがあって、大きなお腹を抱えながら働いている姿を思い出すと今でも頑張ってくれていたなぁって泣けてきます。
ちなみに職場はブラックな感じで妊婦に無理させていたわけでなく、配慮のある中での力仕事です。

 

そういうのを見ていたわけですから、出産を終えて妻の顔を見た瞬間十月十日の様々な姿がフラッシュバックされて、妻に対して一番感動しました。

まとめ

子どもが生まれるとやっぱり子どもに対して気持ちがいきがちですが、母親の子育てスタート地点は子どもを授かった十月十日前からです。
男性がわからない部分でお腹を守ってくれたり、食べ物をセーブしたり、生活習慣を整えたり、色んな苦労や工夫があって健康な赤ちゃんを生んでくれたと思うと感謝そのものです。
たまにはそんなことを思い出して、ゆっくりさせてあげたり、好きなことさせてあげたりすることで恩返しがしていけるように思います。