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誰だって育児疲れをする
どんなに楽しく前向きに育児をしていても育児疲れって起こります。
特に私のように保育園に子どもを通わせることなく24時間ずっと子どもと一緒の環境だと、リセットする暇もスキも無いので自分の精神バランスによっては疲れが出てくることは当然のことと言えます。
一時保育を勧められるけれど
そういうとき家族に相談したり愚痴ったりすると「一時保育に預けてみれば」と言われる時があります。
一時保育って?
家族の都合が悪いときに子どもを時間単位や1日単位で預けることのできるサービス。
子どもを見てくれるのは保育士で事前登録が必要。
有料サービスで時間に応じた費用が発生するため、頻繁に利用するなら保育園の方が費用面のメリットが大きくなります。
それでも利用できない理由
家族は状態を見て親切心で一時保育を勧めてくれるのですが、どうしても理由をつけて断ってしまうのです。
断る理由は「理由が無いこと」。
理由が無いというジレンマ
育児を主にしている人はそれなりに責任を抱え込んで育児をしています。
本当はもっと気楽にすると色んな意味でメリットは大きいのですが、相手は人であって赤ちゃんであって我が子です。
どうしても100%の力を発揮して育児に取り組んでしまうのが現状。
そういう状態なので、一時保育を勧められても素直に気持ちを切り替えて「明日は預けてみるか」って思えないのです。
それに自分さえ頑張れば子どもを見ることができます。
例えば病気で寝込んだとか、事故で怪我したとかであれば物理的な理由ができるのですが、言ってみれば自分の気持と体力の問題なので理由として成立させにくく思ってしまいます。
家族には理解されない
家族としては親切心で言ってくれてるのですが、なにかと理由を付けて断ってしまうのですれ違いが起こります。
ただこの時こそがSOSだったりします。
SOSを見逃さないで
断ってしまうと話がそこで終わってしまって、またあしたから同じように頑張っていかいといけなくなりますが、SOS信号は出たままなのでコンディションとしては悪い状態。
ましてや今回の事でお互いの気持ちの剥離が起こっているので相談もしにくくなっています。
そうすると育児の状況はどんどん悪くなっていきます。
本当は深く話し合ってほしい
本音を言うとこういうSOS信号が出てきた時は深い話し合いが必要なタイミングです。
夫婦で育児をしている場合たいてい家に長くいる人が育児の主導権を持っているはずで、どうしても外にいることが多い人は状況を把握できなくなってくるのは自然なことです。
それ故に一時保育を提案してくれるのですが、そこがどうしてもお互いすれ違ってしまう部分になります。
解決策は?
今の育児の現状や夫婦での役割分担、自分がどんな部分でしんどさを感じているかなど、聞き出してもらうことができたらどれだけ気持ちが楽でしょうか。
その上で結果的に一時保育という選択肢が出てきたのならば楽な気持ちで考えることができそうです。
なぜなら夫婦ふたりの選択として一時保育を選んだという理由になり、いつも主に見ている人の都合での決定では無いからです。
こう考えてみると育児疲れの一つの理由は夫婦間のコミュニケーションも原因していると考えられますね。
最後のまとめ
育児疲れは育児を主にしている人にも、パートナーにも、子どもにもメリットが無くなってしまいます。
ただ自分の力では解決できず、むしろ深い穴にはまり込んで行ってしまうことがほとんど。
どうしてもパートナーの理解と気持ちが必要になってくるので、育児の部分で任せていて、手出ししにくかったりわからないことがある中でも、積極的にコミュニケーションが取ることにより素晴らしいファミリーになるでしょう。