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叱ってもわかっていない
子どもが2歳頃を過ぎて成長していくと色んな事ができたり自主性を持ってくる反面、叱られるような事も多くやるようになってきます。
ごはんを食べている時に遊んだり、危ない場所に登ったり、お片付けをしなかったり、この頃になってくると親も大変です。
当然叱って覚えさせていく必要があるのですが、なぜか何度も同じことを言っても子どもが自覚しないのは、もしかしたら叱り方に問題があるのかもしれません。
間違った叱り方とは?
間違った叱り方はいくつかパターンがあります。
パターン別に見ていきましょう。
以前の事を持ち出す
大人の喧嘩と違って子どもは昔の事を言われても頭がパニックになるだけです。
大切なのはその時にやった事を反省させることで、昔の事を持ち出すとその場の反省よりも注意されて怒られている印象ばかりが残り本質が反れてしまいます。
長時間叱り続ける
大人でも同じことを長く注意され続けるのはストレス。
特に幼児などに大人の叱り方で長く叱ることは意味がありません。
大切なのは子どもが理解できることなので、年齢や成長に合わせた叱り方が必要です。
冷静になって何が悪いかを聞いてみる
叱った割には子どもが理解できていないことはけっこう多いです。
短い時間で叱ったら何が悪かったかを聞くことが大切。
ただし怒りの延長では意味がないので、聞く時は優しい口調を忘れないことが大切です。
比較しない
家族と比較したり友達と比べることは特に子どもが小さい時には無意味です。
小さい子どもでもプライドや悔しさはあります。
比較することによって本人の反省よりも悔しさや親への反発心ばかりが上回ってしまいます。
これには弊害もあり、比較が多くなると子どもが誰かと比べて人を見下す癖が付いてしまうこともあるので要注意です。
叱っている理由が伝わっていない
例えば高くて危ない場所に登った時に叱りますが、なぜ高いところに登るとダメなのかを説明したほうが効果的です。
なかなか忙しくて説明している時間も無いですが、場合によっては命の危険もあるので、説明して納得させていくことはそういった危険からも守ることができます。
理由を尋ねる
子どもは理由があってその行動を起こしています。
なので理由を聞いてから何が悪かったかを伝える方が双方にメリットがあります。
子どもの気持ちを傷つけずに叱るには、理由を尋ね理解してあげることが一番効果的です。
ちゃんとできたら褒めましょう
子どもだって怒られ続けるのは嫌です。
改善されたことは褒めてあげることでより心の成長に繋がりますし、親子の繋がりも深くなります。
アメとムチなんて言いますが、ちゃんと改善されたら褒めることは大切です。
最後のまとめ
優しいパパ、ママにならないとと思う反面、やっぱり叱ることも多くなってきて、叱ったあとは罪悪感を感じることもあるかと思います。
もし無駄に叱りすぎたのなら謝る事も大切です。
何度も同じことで叱り続けるのは双方にも良くないので、叱り方を工夫し改善していくのが一番だと考えます。