妊娠がわかったら − 必ず保険加入をしないといけない理由

妊娠・出産は保険が効かない?

妊娠・出産は保険が適用されないというのは誰もが知っている話です。

理由は妊娠や出産が病気ではないから、そして病院で行う処置が治療では無いからです。

ただし例外として保険適用の治療などを受けられる場合もあります。

保険は必要ない?

じゃぁ、保険料もったいないし妊娠を機に仕事もやめてしまった。

シングルマザーでの出産なので、保険加入は後回しなんて考えているのならそれは間違い。

保険に加入していないと高額な出産費用を実費で支払うようになってしまいます。

created by Rinker
¥70 (2024/11/08 19:33:40時点 Amazon調べ-詳細)

出産育児一時金

保険加入していると出産育児一時金として42万円が支給されます。

まだ出産未経験の方だとこの金額でどれだけ補填されるのかわかりにくいと思いますが、我が家の場合出産に関する費用、分娩料、5日間の入院、食事代、その他必要な諸費用全部足してこの金額でまかなえました。

これは病院にもよるかもしれませんが、書類関係はすべて病院側で対応してくれたので、一旦お金を払って後日振り込まれるなどもなく便利でした。

つまり1円も払うこと無く出産時の入院〜退院までの5日間を過ごすことができたというわけです。

ただし病院によっては金額が下がる事も

支給額が42万円満額支給されるのは産科医療補償制度に加入している医療機関に限られ、非加入の場合は40万4千円、同じく22週未満での出産もこの支給額となります。

先に支給されない場合の出産費貸付制度

出産費用を一度実費負担し、あとから返還請求するような産院もあると思いますが、ご家庭の事情によってはそれが難しい場合も有り得ます。

そんな方への出産費貸付制度というのがあり、妊娠4ヶ月以上・出産まで1ヶ月以内という条件で、医療機関が支払いを必要としている場合に限り出産一時金相当額の8割までを無利子で貸付してもらえる制度です。

必要によっては無理をせず利用しても良いと思われます。

加入している保険の対応にもよりますが、返済も支給額の中から自動的に差し引かれ残額のみが振り込まれるので返済も楽です。

出産に悩んだらまずは下調べを

年に何度か未成年者がトイレで産み落としたりなどの事件が起こることがありますが、そのなかのいくつはもしかしたら出産費用が出せないなどの悩みから行動に走った人もいるのではないでしょうか。

育てられないからや、父親となる相手の問題、家庭環境もあると思いますが、こういう事件はなくなってほしいものです。

出産費用は出てもそのあと育児の費用は必要になってきますが、まずは生きて育ててあげることが大切。

どうしても自分で手に負えないならば最悪は違う方法もあるので、極端なことは考えずこういった制度を十分に利用して負担の無い出産をしていただければと願います。

created by Rinker
¥70 (2024/11/08 19:33:40時点 Amazon調べ-詳細)